グリーンパルについて 事業 グリーンパルの仲間たち プレス サイトマップ

最新
2002年度
2001年度
グリーンパルカフェ
カフェ講演者リンク集



 活動報告 

グリーンパル日米交流事業 第2弾

都市農業を考える日米シンポジウム

「畑を活かした地域コミュニティの再生」
〜練馬区農業体験農園/米国ベイエリアのNPO 地産地消・食育の取り組み比較〜


< 拡大 >

< 拡大 >

< 拡大 >

< 拡大 >

日時   10月18日(土) (受付10:30〜) 11:00 〜17:30
場所   シンポジウム:練馬区立八坂小学校
農園見学+ガーデンパーティー:白石農園(練馬区大泉町)
- 地図はこちら -
目的   新しい時代の都市の緑の中で、“畑”に焦点を当て、畑が食料生産とともに、「地域コミュニティ再生の場」として、どんな役割を果たしているかについて、考えます。
内容   練馬区での農業体験農園「大泉風のがっこう」と、米国ベイエリア地域での、地産地消・食育の取り組みの事例紹介と、日米比較。学校給食に地元の野菜を取り入れている八坂小学校を会場とし、白石さんの農園での見学会とオーガニック・ガーデンパーティをセットにした贅沢なシンポジウム。

○ 「都市農業の意義」イザベル・ウェイド 都市資源システム(Urban Resource System)会長、NPO法人 サンフランシスコ市民のための公園協議会(SF Neighborhood Parks Council)代表(米国サンフランシスコ市)
○ 「Farm to Table〜農場から食卓へ〜」 シベラ・クラウス NPO法人 持続可能な農業教育をすすめる会(Sustainable Agriculture Education )代表(米国バークレー市)
○ 「食は全ての源〜バークレー市における食育〜」 メラニー・岡本 バークレー市教育委員会(Berkeley Unified School District)職員 (米国バークレー市)
○ 「‘大泉風のがっこう’から‘NPO 畑の教室’」に至るまで 白石 好孝 NPO法人 畑の教室/大泉風のがっこう理事長(東京都練馬区)
参加人数   110人
成果
CSA(コミュニティ・サポート&シェアド・アグリカルチャー)−地域で支え、地域に開かれた農業−という考え方が、日米双方で広がっていることを確認できた。農地は、農家だけではなく、市民みなで大切にしていくべき、まちのコミュニティスペースとしての認識が深まった。白石農園での野菜を使ったランチと、農園見学を兼ねたガーデンパーティは大好評。参加者は畑や食の意義を、心身ともに実感することができた。

アンケート集計結果 (回収数:47票)

20代・13人  30代・5人  40代・7人  50代・8人  60代・4人  70代・1人  
女性・26人  男性・18人    
 ※回収数と人数が合わないのは記入がないため

1. 今回のシンポジウムはいかがでしたか?

 1)面白かった:40
 2)普通:7
 3)つまらなかった:0 
 
2. 全体の雰囲気はいかがでしたか?

 1)良かった:40
 2)普通:7
 3)良くなかった:0

3. 本日、印象に残った点がありましたら、お書きください。(以下より抜粋されたもの)

<日米比較・米国情報について>
・ 率直に具体的なアドバイスをくれる態度など学ぶことが多かった。アメリカと日本、そのおかれる条件は違うことが逆に日本の進む方向を意識させてくれた。この意味で開いて互いに話合うことのすばらしさを実感しています。
・ アメリカ、日本で同じテーマでの取組みがあることに勇気付けられました。
・ このような活動を始めて聴きました。自分の知らない世界がまだまだたくさんあることを知りました。日本の学校給食制度は当たり前ではなかったのですね。
・ アメリカの給食事情など始めて知りました。自分にも何か出来ることがあれば活動したいと思いました。
・ サンフランシスコでの農園と学校の係わり合いが印象的でした。
・ アメリカの農学(特に都市農業)へのイメージや実感がつかむことが出来た。今後も勉強したい。
・ 国境を越えても「地元農業と住民の関係の再構築」への試みが積極的になされていることに喜びとエネルギーを感じました。また、カルフォルニアでの詳しい事例はとても勉強になりました。
・ アメリカの農業については大学であまり学んでいませんでした。(JASの延長くらい)とくに、都市農業を知ることができ、オーガニックも積極的であったりと日本と通じる部分があったことを学べてよかったと思います。サンフランシスコには(アメリカでは)調理実習がほとんどなかった点に驚きました。
・ サンフランシスコの活動でのPR、ポスターや看板、子ども達の絵(FOR Thought Food)など、アーティスティックで美的センスも素晴らしい。アートや美しさと農業がイメージで結びつけられて、とてもいいと思いました。農園と音楽をしかり、農業はとても五感を刺激してくれる活動なのだと思います。
・ アメリカ農業=大規模農業の図式が訂正されました。
・ 日本でもアメリカでも都市の中で畑を活かしたコミュニティ形成の動きがあって、今後もっと広がっていけばよいと思いました。
・ 練馬区に畑が多くあることは知らなかったです。池袋は都会のイメージがあるので驚きました。身近な緑に鈍感になっているというシベラさんのご意見が印象的でした。農業の体験は、貴重かつ重要な教育となると思います。すべての学校のカリキュラムに入れられるべきものだと思いました。収穫を喜ぶ方たちの写真から“人間らしい生き方”を垣間みた思いがしました。

<日本の活動を聞いて>
・ 都心に近い練馬で農業に意欲がある方がいるなんて驚きでした。
・ 普段なかなか見られない野菜の写真が展示されていてうれしかった。
・ 農業がいわゆる農家の人だけのものでなく、我々一般市民のためのものでもあると感じた。
・ 白石さんの諸活動、やはりボランティア、NPO活動は、リーダーが肝心である。
・ 白石の活動。都市と農との共存については私も関心を持っており、大変参考になった。
・ 都市開発が加速の中「緑地を守るのは、足元(地域)から」の重要性を感じました。
・ 身近に畑があっても遠くに感じてしまうのが現状です。そのバリアをフリーにできる活動の企画は大変面白かったと思います。農家の方々の意識も変わって白石さんたちのようにやっていただける人が多くなることを望みます。
・ 白石さんの活動には感激しました。やはりこれからは、地域に密着した活動が必要。大企業、中小企業、個人とはず必要性を感じた。白石さんの「農業はサービス業」は名コピーです。

<フォーラム企画について>
・ 参加費の安さにびっくりしました。また、アットホームな雰囲気にも。気のてらいがなく、実に“農業”や“緑地保全”といった。地に足のついたことに興味がある人たちの集い、というのを実感しました。

<全体的な感想>             
・ 予想以上に大盛況で驚きました。シベラさんのプレゼンの前座で、地域で活性化するためのアイディアが面白かった。
・ そういっては申し訳ありませんが、かなり便の悪い場所で定員をはるかに超えた人たちが集ったことにまず驚きました。日本の将来の環境を考える人たちが大勢いることをうれしく思いました。
・ 写真、図表も多用して、実例を交えたプレゼンテーションがとてもわかりやすかったです。会場全体の和やかな雰囲気、司会の方の素晴らしいファシリテーションも印象的でした。
・ 「野菜が彼らを育てた」という本のタイトルの言葉がvividにひびいた。「経験から教育へ」学校給食を持続可能な食にすること。統合プログラム。土地に根付いた、土地で取れた新鮮な野菜、土地の人を巻き込み、自分(子供)自身が土地や自分の身体に対する責任を持てるように。

4−1.今後、このようなシンポジウムを開催してほしいですか?
 1)開催してほしい:42
 2)開催してほしくない:0
 3)わからない:4
 無記入:1

4−2.どのような内容を取り上げてほしいですか?
<農業・エコ&グリーンツーリズム>
・ 都市での有機農業、リサイクル、生ごみ堆肥などの取組み。見学会ありがいい。
・ もっと都市農業とコミュニティのつながりについて探るような企画があってもよいのでは。コミュニティベースの活動と総合計画的な視点それぞれのバランスをとった企画を。
・ 練馬区以外にも、東京都市の別の自治体(ex三鷹市、調布、武蔵野、杉並、、)にもいくつも、それぞれの市、区の中で食育(農−教育−暮らし)のリンケージをつくっていくような、取組みと、そして市、区を超えての食育のネットワークをつくっていけたらと思った。大人も子供も老人もサラリーマンも芸術家もレストランもみんなで食育、自分育て、栄養価が高くて美味な野菜の享受。そしてビジネス。
・ 日本における畑や緑を守る事例について教えてほしい。
・ 家庭でできるおいしい野菜の作り方。特においしいトマトが食べたい。ベランダでの育て方。
・ 農と都市景観。
・ 緑を“育てる”“つくる”といった方向の内容にも期待します。
・ 米国以外の事例。日本各地での事例。
・ アグロツーリジムで成功している事例など。
・ 都市での農地、里山の保全具体的方法。
・ 林業も。里山都市近郊の農地と同様の運命にあると思うので。
・ 自然エネルギー。有機農法の可能性について。
・ 里山体験とかファーマーズマーケットめぐりとか、もっと体験的なものも増やしてほしい。
・ キューバの有機農業。
・ 農園経営。

<環境活動>
・ 環境改善に関する子ども達への教育。
・ テレビゲームばかりやる子供と環境教育について。
・ 都市化の進展とそれに伴う地下水、水脈の汚染など。どういう対応があるか?

<NPO活動>
・ パートナーシップ(都市−農村、産官学民など)
・ 農業と地域住民をつなぐ各地の取組み。また、それらを支えるNPOが事業として存続させるための工夫や取組み。
・ NPOの経営について

5−1.海外の環境活動の視察交流ツアーにご関心がありますか?

 1)ある         35
 2)ない          5
 3)わからない       4
 無記入          3

5−2.そのようなツアーの内容について、ご意見・ご感想があれば、お書きください。

・ アジアでの環境活動の取り組みをぜひ知りたいです。
・ 自然エネルギーも含めた地産地消、sustainable community視察。
・ 有機農業が盛んなメキシコの実状視察。
・ 他国の食生活、食教育について。
・ 農園。
・ 途上国での活動。
・ キューバの「オルガノポニコ」(都市農業の究極系があると思います)ツアーしたら面白いと思います。遠いし、高いし、社会主義だし、ムリかなぁ・・・。

6.その他、ご感想・ご意見などご自由にお書きください。

・ 「持続可能な地域社会」の重要な要素として「農業」があげられると思います。その農業が、戦前、高度経済成長期、バブル崩壊後とかたちや意義が変わっていき、今まさに、新しいかたちの「農」の構築がなされていると思います。私もそこでのkeywordは地域住民と農業の関係の再構築だと感じ、その実現に自分のもっているもの全てをそそぎたいという思いがあります。今の私に何ができるかを改めて考えさせていただきました。ありがとうございました!!
・ 「畑の教室」の、都市農業を発展させるための調査研究の内容を知りたい。
・ 農園の内容だけに食べ物の話題も多く、また実際カレーなども食べれたのが良かったです。
・ 多くの方のお話に元気が出ました。シンポジウムの企画お疲れさまでした。ありがとうございました。
・ 埼玉県見沼たんぼで、市民参加による水田体験の実施、研究をしています。市民のたんぼ公園づくりに役立つ話がきけました。
・ 楽しくすごしましたし、よい勉強になりました。
・ 色々考えさせられました。たくさんの事。
・ すそ野を広げる本日のようなイベントと、具体的な行動へ移るワークショップなど様々な切り口のイベントが展開されると良いと思います。「みのもんた」にあれこれ単品の食物を紹介してもらうかわりに、地元の新鮮な野菜を食べるとどれだけ良いかを、科学的、経済学的に、とりあげてもらうと良いのでは。1月入院していたことがあるのですが、昼休みはみんなみのもんたを見ていて、医師が苦笑していました。自分達の体をつくっているものの生産のプロセスが地域からなくなることは大変な問題と思います。これからも、こうした活動に期待しています。また共に活動したいと思います。
・ 都市農業について様々な取り組みを比較することで、また新たな発見ができとても良い機会だったと思います。カレーも美味しかったです!!
・ やはり相違点の差が大切では。前提条件となる、都市間の基礎データの資料があるとより分かりやすかったと思います。
・ 練馬区在住なのですが、白石農園の存在は知っていましたが、事業内容は知りませんでした。とても広い視野でされていることを知り、びっくりしました。
・ 地域の健全性は一人一人の自覚だと思います。さらに子供の頃からそれを習慣づける教育が大変必要だと感じました。その意味でも今日の小学校の教室でのシンポジウム面白いと思いました。
・ 来年4月にJA東京あおばに入職する予定です。練馬が大好きで、今後も農業と関わっていくので、都市農業を活性できるようグリーンパルや色々な活動に参加し学びたいと思います。今日はありがとうございました。