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 2005年6月3日〜10日にかけて、愛・地球博出展記念イベントとして、アメリカへの「まちに地みどりツアー」を実施しま
した。訪問地は、エコロジー運動とNPOのメッカ、サンフランシスコ市とバークレー市です。参加者は都内や仙台市で緑
のまちづくり活動を行っている方々です。スタッフも気合十分、あれもこれもご紹介したい・・と思う中、選りすぐりの活動
を視察・体験してもらいました。

ツアー中の6月5日は世界環境デー。サンフランシスコ市ではグリーンシティExpoが開催中。市内の各所で、さまざまな
イベントが開かれており、私たちもコミュニティガーデンでのアートや、パークツアーなどに参加することができました。

   

 環境意識の高い住民が多いと言われるバークレー市でのウォーキングツアーは大好評でした。歩いていると、街中な
のに深呼吸したくなるほど、家々の庭はもちろん、道路や空き地までが、緑でいっぱい!未活用地とされる土地は、コミ
ュニティガーデンに。学校の校庭にも、菜園が。あたかも、まちに自然を取り戻そう!と思う、住民一人一人の想いが形
として現れているかのようです。

 

 ツアーを通して、私たちが強く感じたことは、「アメリカの緑の活動は、『人と人とのつながり』を大事にしている」というこ
と。どの活動にも、自然を取り戻しながら、人々のつながりも一緒に取り戻そうという意志を、感じ取ることができました。

 たとえば、すべてのガーデンや公園で見られるものに、メッセージ・アートがあります。これには、ガーデンで活動する
人たちから、外へ向けて「ウェルカム(いらっしゃい!)」の想いが込められています。日本ではあまり見かけませんが、
逆に「関係者以外立ち入り禁止(入るな!)」という札はよく見かけます・・・。うーん。なんという違い。

   

 さらに、よく見られたのが、円形広場。人々がまあるく座って、お話ができるような場所がもうけられているのです。これ
も日本にはあまりないですね・・空いている空間は目いっぱい野菜や花を植えてしまいそう。

 こんな設計の違いからも、アメリカでは、ガーデンや公園など、まちのグリーンスペース(緑地)が、「人と人とのつな
がり」を創るコミュニティ再生の場として認識されていることを、感じ取ることができました。人がつながるからこそ、緑を
守り育む力が生まれることを、目の当たりした5日間でした。

5日間の行程で、視察・体験した活動は以下のとおりです。

○グリーンシティExpo

  • イベント「ガーデンでアート」
  • バスツアー「サンフランシスコのパークツアー」
  • 展示会(130以上の団体が出展)
  •  

○緑のまちづくり活動

<視察>

  • コミュニティガーデン(カール・リン・ペラタガーデン)
  • 学校菜園(バークレー市内の小中学校、エディブルスクールヤード)
  • スパイラルガーデン(パーマカルチャーをベースに空き地を菜園化)
  • エコシティビルダーズによる小川再生プロジェクト
  • バークレー市のガイアビル

<セミナー> 

  • 「パートナーシップによる公園運営(パークマネジメント)」

講師:イザベル・ウェイド博士(サンフランシスコ市民のための公園協議会代表)

○その他

  • ゴールデンゲートパーク散策
  • ファーマーズマーケット(バークレー・エコロジーセンター主催)
  • フェリープラザの小規模マーケット
  • コミュニティビジネスが盛んな商店街視察
  • レッド・ギレン氏宅でのガーデンパーティ

アメリカのコミュニティガーデンなど、緑のまちづくり活動について、もっとお聞きになりたい方へ。
出張講演いたします。 お気軽にお問合せください。info@greenpal.org